
電子部品、精密部品だけじゃない VII
この度、東京国立博物館 名誉館員 神庭様、ご所蔵者様、アイアート株式会社様により、絵画検証への撮影協力の機会をいただきましたので、その様子をお届けいたします。
今回撮影した絵画は17世紀フランドル絵画≪改悛のマグダラのマリア≫(1618-20)になり、マクロ蛍光X線分析(MA-XRF)など様々なアプローチをされている中で、弊社はデジタルマイクロスコープでの拡大観察を実施致しました。
Landscape of inspection

イーゼルに絵画を固定した状態で観察できるよう、レンズを真横にしつつ、電動オートフォーカスが可能な大型観察スタンドを準備しました。
Capture Pictures
≪改悛のマグダラのマリア≫は作品寸996×732mmで、大口径テレセントリック電動ズームレンズを使用して全体を撮影いたしました。
絵画表面のニスによる反射を抑えるため、偏光フィルターを入れて観察をいたしました。


写真は作品ご所蔵者の許可を得て掲載


10倍(左)、90倍(右)で、葉っぱを拡大した画像です。90倍では顔料粒子が観察できます。

偏光観察と片射照明の画像を画面分割表示しています。

目頭部分の10倍(左)、90倍(右)の画像です。

髪の毛(10倍)の画像です。
About Pictures in detail
- 調査結果の論文はこちら
- Kamba, N. Multimodal Non-Invasive Investigation of The Penitent Magdalene, Formerly in the Joseph Robinson Collection: New Technical Evidence for Attribution. Heritage 2026, 9, 324.
