電子部品、精密部品だけじゃない Ⅲ

株式会社絵画保存研究所(代表_小谷野匡子氏)を訪問し、千住博画伯の代表作「ウォーターフォール」(2012年作)の修復前調査に参加しました。この作品は260.0×200.0cmの大作です。和紙の上にまず日本画用の岩絵具の濃青色を塗り、その上に胡粉を溶き、上方から垂らしたり、エアブラッシュで吹き付けを加えたりして制作された作品です。通常の日本画描法とは異なる技法です。

今回の作品ではカビの酸により胡粉の白が溶かされてしまった部分があり、修復いたしました。補彩技法を検討する際に、デジタルマイクロスコープ観察で見られた点描で修復を進めることになりました。

修復では、まず画材や技法の調査が行われます。次に現在の劣化状態を把握し、修復の方針を決定します。その過程では絵具の分析や電子顕微鏡での観察など様々なアプローチをします。その一つとして、デジタルマイクロスコープで技法や状態を確認することが大切なポイントとなります。

ハイロックスのデジタルマイクロスコープはLED照明で作品に熱などの影響を与えず、作動距離(対象物とレンズの距離)も長く、非破壊非接触で観察が可能です。また「観る」ことで形状や状態を把握するだけでなく、「測る」ことで数値での検証も可能です。

マウスを絵にのせてみよう

塗布された絵具一つ一つの微細な画像を鮮明に映し出します。

ハイロックスの照明技術により塗布された絵具の凹凸を2次元画像に於いてもライブで確認する事ができます。

3D画像により表面形状の任意のポイント毎の高さ計測によりどれだけ厚く絵具が塗布されてるか、またどの位重ねられているかをも数値で判断することもできます。

3D画像により表面形状を的確に捉え、高低差を一目瞭然にする多彩な表現方法で和紙に描かれた 胡粉の形状を捉える事ができます。

塗布された絵具一つ一つの微細な画像を鮮明に映し出します。

ハイロックスの照明技術により塗布された絵具の凹凸を2次元画像に於いてもライブで確認する事ができます。

3D画像により表面形状の任意のポイント毎の高さ計測によりどれだけ厚く絵具が塗布されてるか、またどの位重ねられているかをも数値で判断することもできます。

3D画像により表面形状を的確に捉え、高低差を一目瞭然にする多彩な表現方法で和紙に描かれた 胡粉の形状を捉える事ができます。

過去の美術館/博物館実績一覧
  • 東京文化財研究所
  • 国宝高松塚古墳壁画修理施設
  • ㈱絵画保存研究所
  • 国立民族学博物館
  • その他欧州美術館にも多数実績有り

観察事例トップページ