デジタルマイクロスコープの様々な照明方法
モニターに観察画像を映し出して観察するデジタルマイクロスコープは顕微鏡ユーザーが長時間同じ姿勢で接眼レンズを覗き込むという身体的な負担を軽減しました。さらに、ハイロックスのデジタルマイクロスコープは多彩な照明方法で観察のお悩みの負担も解決致します。デジタルマイクロスコープユーザーのお悩みも同様に解決致します。
照明が反射して、対象物が観えにくい...
不具合品の解析、量産品の加工上がり検査、新製品の試作検証などのシーンで、金属や樹脂成型品を観察する際に一部で強いハレーションが起きて、観たいポイントが観られなかったことはありませんでしょうか?
ケース
- 金属部品の形状やキズの確認で
- 基板上のリードはんだ付けチェックで
- 樹脂成型品のバリの外観検査で
『拡散照明』で全体に均一な照明を照射することで、明るすぎる箇所は明るさを抑え、暗い箇所は明るくなります。だから対象物の表面状態が観察できます。
背景が邪魔して、対象物の観察ポイントが見つけにくい...
対象物を観察時に、背景、反射、影、様々な映像情報が多く、観察ポイントを見つけられないと思ったことはありませんでしょうか?
ケース
- フラットな対象物表面の微細な凹凸、微細なキズ、異物の発見に
- 金属や樹脂製の反射しやすい対象物の観察で
- 製紙、生地の繊維状対象物の観察に
- 溶接の溶け込み具合を観る断面観察で
『可変照明』で落射~サイドの任意の角度で照明を照射することで、対象物の反射を抑え、観察ポイントに最適な照明で観察できます。
鏡面状の対象物や透明な対象物を観察したい...
さまざまな検査業務を日々おこなう中で、対象物に合わせて顕微鏡を使い分けるのが大変だと思ったことはありませんか?
ケース
- 金属組織の観察で
- ウェハー表面の異物、キズ検査に
- 透明なガラスやフィルムの表面観察
ハイロックスのデジタルマイクロスコープではリング照明だけでなく、『同軸落射照明』も対応可能です。
だから、実体顕微鏡から金属顕微鏡まで1つのシステム内で完結できます。
反射が邪魔して観たいポイントが観づらい...
不具合品の解析、量産品の加工上がり検査、新製品の試作検証などのシーンで、対象物に照明の反射があり観たいポイントが観られなかったことはありませんでしょうか?
ケース
- 透明パッケージやフィルムの印刷仕上がりの確認に
- お肌のシミの観察時に
- 鉱物、金属組織、生でんぷん、セラミック複合材など偏光特性を持つ対象物の観察時に
『偏光照明』は特定の光の波長をカットすることで、反射光を抑えます。
だから、対象物を鮮明に観察することができます。