表面処理・塗装

金属、樹脂など素材は様々に、精密部品から大きい部品まで耐久性や密着性などに大きな影響を及ぼす表面処理加工の場でもデジタルマイクロスコープは活躍します。拡大観察はもとより、2D 計測による膜厚断面計測や、キズの深さ、表面の粗さを計測可能にする3D 計測など対象物をステージに置けばすぐに検証ができます。

2D 計測機能では2 点間距離、面積、円弧など多彩な計測ツールによって、薄膜を測定することが出来ます。数値でOK/NG の判断が即座にでき、曲面部の薄膜不良発見に役立ちます。

メッキ加工後の金属部品を樹脂包埋し、切断・研磨処理した観察サンプルです。広い視野で撮影したい際、画像連結機能で高倍率・高解像度でありながら広い視野での撮影を可能にします。

3D計測機能では、表面に発生した微細なキズの深さや体積の計測も可能です。また、粗さ計測機能(Ra、Rz、Rzjis)も搭載しているので、表面処理前後の違いを検証することも出来ます。